2024年度 環境目標
1.再生可能エネルギー関連および省エネ・省燃費物件の取組み推進
太陽光発電設備を中心とする再生可能エネルギー発電事業によるグリーンエネルギーの供給拡大や省エネ・省燃費物件の取り組みを推進するとともに脱炭素・次世代エネルギー関連ビジネスの事業拡大を目指します。

サステナブル関連ファイナンスの取組み推進
2024年度目標
新規契約255億円
再生可能エネルギー発電事業によるグリーンエネルギー供給拡大
2023年度実績
246.7MW(既存分を含む発電容量)
TLDサステナブルエネルギー投資事業有限責任組合への出資についてZEB・ZEH(※)建物など環境配慮型不動産
-
※
ZEB(ゼブ):ネット・ゼロ・エネルギー・ビル
ZEH(ゼッチ):ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス
2023年度実績
再生可能エネルギーおよび環境関連補助金を含む脱炭素案件(プロジェクトファイナンス以外)
2023年度実績
二国間クレジットを活用した脱炭素への取組み支援
2023年度実績
次世代型航空機(A320neo・A321neo・B737MAX-8、B787、A350)・エンジン
環境規制対応船または新燃料船
2.地球環境に著しく悪影響を与える与信取引の禁止
地球環境に著しく悪影響を与える与信取引は行いません。地球環境に多大な影響を与える可能性がある事業への与信取引については、新規与信取引の検討時に環境・社会リスクチェックリストを用いるなどして、当該事業が法令や国際的もしくは当該地域で一般的に認められるプラクティスに基づき環境課題と人権尊重への適切な配慮を実施するなどの社会的責任を果たしていることを確認のうえ、対応を決定致します。

3.当社自身の環境負荷削減
当社では当社自身の環境負荷を可視化する為に、GHG(温暖化ガス)排出量の算定を実施しています。中長期目標として2030年度GHG排出量(スコープ1及び2)ネットゼロを掲げ、継続的な活動に取り組んでいます。
【別紙】GHG排出量算定方法
ⅰ.GHG排出量スコープ1及び2
当社(国内本支店)が利用する自動車から排出される量(スコープ1)及び使用電力の為に排出される量(スコープ2)を算定、開示しております。
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(t-CO2) | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2023/2022 |
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スコープ1 | 33 | 44 | 35 | -9 |
スコープ2 | 201 | 129 | 138 | +9 |
合計 | 234 | 173 | 173 | ±0 |
ⅱ.GHG排出量スコープ3
当社バリューチェーン上流及び下流の排出量(スコープ3)を算定しております。バリューチェーン全体の排出量を把握した上で、今後排出量を削減出来るよう、削減目標等を設定して進めて参ります。
算定対象
東銀リース株式会社・連結子会社76社(ただし、連結子会社の排出量は東銀リース株式会社の排出量から売上高や従業員数の子会社・本社比率等を使用して推計)
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カテゴリー | CO2排出量(t-CO2) | ||||
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2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2023/2022 | ||
1 | 購入した製品・サービス | 123,103 | 134,875 | 188,668 | +53,793 |
2 | 資本財 | 433 | 35 | 26 | -9 |
3 | スコープ1,2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動 | 66 | 55 | 51 | -4 |
4 | 輸送、配送(上流) | 70 | 78 | 81 | +3 |
5 | 事業から出る廃棄物 | 297 | 121 | 68 | -57 |
6 | 出張 | 108 | 185 | 291 | +106 |
7 | 雇用者の通勤 | 176 | 213 | 231 | +18 |
8 | リース資産(上流) | 算定対象無し | |||
9 | 輸送、配送(下流) | 2,791 | 2,996 | 3,393 | +397 |
10 | 販売した製品の加工 | 算定対象無し | |||
11 | 販売した製品の使用 | 12,502 | 5,956 | 10,209 | +4,253 |
12 | 販売した製品の廃棄 | 16,976 | 20,792 | 12,261 | -8,531 |
13 | リース資産(下流) | 545,784 | 400,200 | 521,680 | +121,480 |
14 | フランチャイズ | 算定対象無し | |||
15 | 投資 | 11,923 | 11,923 | 10,208 | -1,715 |
合計 | 714,229 | 577,603 | 747,166 | +169,736 |
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スコープ1・2・3合計 | 714,463 | 577,776 | 747,339 | +169,736 |
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ⅲ.当社投融資ポートフォリオ由来のGHG排出量
加えて当社の主要投融資ポートフォリオの対象先が排出するGHG排出量も算定しております。
算定対象事業
東銀リース株式会社が投融資を行っている船舶・航空機・不動産・リグ(海洋掘削機)関連ポートフォリオ
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投融資対象 | CO2排出量(t-CO2) | |||
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2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2023/2022 | |
船舶 | 677,220 | 665,965 | 796,379 | +130,414 |
航空機 | 101,313 | 86,890 | 149,571 | +62,681 |
不動産 | 4,712 | 10,360 | 16,853 | +6,493 |
リグ(海洋掘削機) | 65,787 | - | - | - |
合計 | 849,032 | 763,215 | 962,803 | +199,589 |
4.リース物件の3R促進による廃棄物排出量の抑制と適正処分
リース物件の再リース移行率の向上や中古品売却及び素材売却の3R促進により廃棄物排出量を抑制し、また、社外廃棄物を法に則り、適正に処分します。

5.気候変動への適応
気候変動による災害を想定したBCPを策定し、検出された問題点に対応します。

環境パフォーマンス報告
東銀リース株式会社では環境負荷の低減及び環境保全を目指して、継続的な活動に取り組んでいます。
本社電力使用量推移
2023年度の本社電気使用量は308,534kwとなり、2022年度と比べて8%増加しました。
(Kw)
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2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2023/2022 | |
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使用量 | 392,184 | 286,489 | 308,534 | 8% |
本社OA用紙使用量(本社複合機・プリンターカウント数)
2023年度の本社OA用紙使用量は、ペーパーレス化推進により、2022年度と比べて約9%減少しました。
(枚)
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2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2023/2022 | |
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使用量 | 1,546,124 | 1,090,572 | 992,084 | ▲9% |
消耗品費(全社)
2023年度の当社消耗品購入額は、消耗品費の3R推進により、2022年度と比べて約12%減少しました。
(2021年度には本社移転関連の消耗品購入費を含む)
(千円)
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2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2023/2022 | |
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購入額 | 10,497 | 6,247 | 5,469 | ▲12% |